プリンセスと魔法のキス
前売り持ってたのにレイトショー・・・
でも結局神奈川では字幕版がTOHOシネマズららぽーと横浜しかやっていないとのことで、前売り券は字幕見に行くために取っといてとりあえず109シネマズ川崎で見てきました。
ちなみに3/19に桜木町駅前にオープンするTOCみなとみらいに横浜ブルク13というシネコンが入って、そこでは字幕版もやるらしい。
新宿ピカデリーも1回行ってみたいし、近さでは品川プリンスのが近いんだけど・・・横浜ブルク13オープンまで待つか?少し迷っているところ。てか、こんなところにシネコンできて、ワーナー大丈夫か?
とりあえずラセターGJ。おかえりジョン・マスカーとロン・クレメンツ。
ラセターの下、一時売り払われたディズニーの手描きアニメーションスタジオを再構築して制作された新生ディズニー2Dアニメ第一段。
もうなんていうか、これを待ってたんだよ。
まさに往年のディズニーを感じさせる、しかしながら懐古に終わらない新しさを感じる、そんな作品に仕上がっていました。
予想以上。
とりあえずあんまりネタバレしない方向で。
星は願いをかなえてくれない、手助けをしてくれるだけとかね。
キスはハッピーエンドじゃなくて全ての始まりだったりとかね。
ピクサーじゃない。これがディズニー。
ピクサーとディズニーの大きな違いのひとつとしてディズニーはミュージカルなんだ、ということがあると思う。
ミュージカルとそれ以外では劇中の楽曲の重要性と言うか位置付けが全く異なってくる。
今回スコアを担当したのはアラン・メンケン大先生ではなくて、トイ・ストーリーやモンスターズ・インクといったピクサーのヒット作を手がけてきたランディ・ニューマン。
ニューオーリンズにゆかりのあるアーティストで、ピクサー作品でも自ら作詞まで手がけていただけあってかなり期待はしてたし、実際サントラはかなり前に入手して好感触ではあったんだけど・・・素晴らしかった。
まさに「ニューオーリンズの音」がするんだよね。
ニューオーリンズといえば音楽の都。ジャズ発祥の地とも言われていて。
想像されるのはディキシーランドジャズやニューオーリンズブラスバンドの音。
ブラック・ボトム・ブラス・バンドというアーティストが好きでよく聴いていてライブにも足を運んだりするんだけど、彼らはニューオーリンズスタイルのバンド。
実際にニューオーリンズに行ったことはないし、生でニューオーリンズの音に触れたことはないんだけど、BBBBを通じて間接的に受け取ったニューオーリンズの空気感、今回の映画からはそれがものすごい感じられた。
確かにピクサーでのランディ・ニューマンのスコアでも垣間見れてはいたんだけど、今回は大爆発。
メンケン大先生だったらどうなっていたか・・・は気になるところだけど、もう今回はランディ・ニューマンで間違いなかったと思う。
アーティストもドクター・ジョンにテレンス・ブランチャードとかなり豪華。
それだけに吹替は残念だった・・・
あの音なのに、歌が日本語なのはなぁ・・・上手い下手とかは置いておいて、響き的にやっぱり違う。
せめて"Down In New Orleans"ぐらいは字幕でいってほしかった。ハンナ・モンタナ方式で・・・
あ、曲以外の吹替はよかったと思うよ。
ってかディズニーの吹替って基本的に外れないよね。今も昔も。
ということで、字幕楽しみにしてますw