リズム!メロディ!ハーモニー!
というわけで、少しわけて書かせていただきます。
批判的な内容が中心なので、見たくない方はスルーでお願いします。。。
オープニング。メインテーマを演奏するバンドが出てきます。
が・・・・これが生演奏を期待してたんですが、完全な当て振り。
最初からこれかよ。。。
歌はちゃんと歌ってるみたいなカンジはしましたが・・・
あ、ミッキーの登場はよかったと思うよ。
リズムパートに入ります。
ドナがトライアングル、グーがカウベル。
打楽器。これも当て振り・・・だよなぁ。
ボイスパーカッション。演出が意図してるところがよくわからん。
ボディパーカッション。これも微妙。もちろん生演奏じゃない。
最後リズムパートが全部出てきて終わり。
次メロディパート。
バイオリンとチェロ。
もちろん当て振り。キャラクターに至っては左手固定とかw
てか、ちょっとミニーちゃん、弓切れてるww
女王が出てきてアリス。トランペットやトロンボーンなど。
これも当て振り。ホント何がしたいのかさっぱり・・・
てかなんで女王青いの?
そしてシンデレラが出てきたと思ったら、あの意味のわからないジュリアナ。
統一感ゼロ。
ってか、どこが「メロディ」を表現してるのか教えて欲しい。
まだそういう意味ではリズムパーとは「リズム」だった分マシ。
ここでいきなり音楽が静かになって、ミッキーが出てくる。
「リズムとメロディ。この2つが溶けあって素晴らしい世界が生まれるのさ。ハハッ」
キャラクターたちが歌い出す。
ぞろぞろ出てくる。
トランペットソロも当然のことながら当て振り。
また出てくるオープニングのバンドたち。
メインテーマが始まる。
ソロも含めて完全当て振り。
あ、ここの紫の人たちのダンスはよかったw
そして悪夢の自演アンコール。
えと・・・もうどうしようかと。
TDLのショーでここまで冷めたの初めてだよ。
当て振りならわざわざバンド出す必要ないじゃん?
バンド出すならちゃんと生演奏させてあげてよ。。。
それができないんだったら、もうバンド出さずにディズニーのキャラクターだけで演奏すればいいんじゃない?
ロッキンはそれができてたよね。
ってかあれミッキーちゃんとギター弾いてた気がする。
うる覚えの記憶では、あれ、当て振りじゃなかった気がするんだよなぁ・・・
リズムは生演奏じゃなかったけど、別にそこに対するこだわりもなかったし、ダンスだけで表現しきれてたと思う。
全体的な統一感もあったしね。
あと、出してるキャラもね。
これだったらスティッチ出してエルビスやらせた方が全然よかった。
もうアリスお腹いっぱいだよ。。。
で、これを書いてて、ちょっと思ったんだ。
リズメロに対してここまで入り込めない理由。
プルート出てないけど、そんなショーは今まで何度もあったし、それでもここまで批判的になることはなかった。
じゃあ何?
それを考える鍵は、このショーのタイトルにありました。
ショーの説明を見てみる。
「リズム!メロディ!ハーモニー!」は、音楽の3大要素である「リズム」「メロディ」「ハーモニー」をテーマに繰り広げられるライブエンターテイメントです。
さらに、ハーモニーの項目では
最後のテーマ「ハーモニー」では、これまでの「リズム」と「メロディ」が調和します。
とあるわけです。
これまであんまり考えてなかったんだけど、これおかしいよね。
音楽の勉強になっちゃうけど、確かに現代の大衆音楽はリズム、メロディ、ハーモニーの3要素をベースに成り立ってます。例外として現代音楽みたいな学術的な音楽やフリージャズはこの呪縛から逃れる方向に向かってるけど、少なくとも一般的によく聴く音楽は3要素ベース。
この3要素は互いに排他的ではないと言われてます。メロディはハーモニーの要素を含むし、メロディーはリズムの上に成り立つから。
ただ、リズムとメロディーが溶け合ってハーモニーが生まれるってのは間違いだと思うんだ。ハーモニーにはメロディ的な要素は含まれていても、厳密にはリズム的要素は含まれないはず。
だから、リズムとハーモニーが溶け合ってメロディが生まれるのならわかるんだけど。
好意的にとれば、ハーモニーは調和という意味でもあるから、リズムとメロディが調和して・・・ともとれるんだけど、そこら辺は自ら音楽の3大要素って言ってしまってるしなぁ・・・
こういう根本的な部分から間違っちゃうと、最初から受け入れられなくなるのも納得というか。
まあ、そもそもどこがどう調和したのか全くわかんないんですがww
リズムで使ったリズムと、メロディで使ったメロディが調和の部分でちゃんと調和するとか音楽的な演出一切ないからね。
そもそもメロディ部とハーモニー部の区別が全然つかないし。